道を歩いていると必ず見る鳩。
紛争地帯には居ないなんて言われていることから、平和の象徴として語られていることもしばしば。
日本みたいな平和な国においては、どこにでもいるありふれた存在の鳩。
今日も家の周辺を散策していたら、鳩を見つけた。
せっかくなのでマジマジと鳩を一匹一匹観察していると、あることに気づく。
鳩ってみんな同じくらいの大きさじゃね?子供はおらんの?
身近なありふれた存在だからこそ気づかなかったが、確かに鳩の子供は見たことがない。
もしかして鳩って大きいままで生まれてくるん?なんて考えたけど、まあもちろんそんな事は無い。
という事で、今回は鳩のひなについて調べてみた!
鳩のひなを街中で見かけない理由
鳩。それは一日に何匹も見るし、場所によっては鳩が集まる地域で有名な公園(通称ハト公園)なるものが存在したりするほどどこにでもいる鳩。
そんな鳩を街中で全く見かけない理由は、単純にひなの時は巣にこもっているから。
まあ、全く驚きでも何でもないですよね。
まあ、そんなことだろうなって思ってたけど。
でも、少し小さめくらいの鳩もいてもいいんじゃない?なんて思ったけど、そんなことはありません。
それには鳩のヒナのある重大な秘密によるものなんです。
鳩のひな、すごい
鳩のヒナは通常鳩の卵から生まれます。鳩の卵は、産卵から14日~20日ほどでふ化します。ここまでは普通です。
しかし、
この鳩の子供がひなで居る時間がとても短い。鳩はふ化した後、25~40日で巣立ちます。
また、餌も普通に考えればツバメのように親鳥が餌を捕まえてきて子供にやるなんてことを想像するのが一般的だと思いますが。鳩は違います。
鳩はミルクを出します
驚いたでしょう?私も最初は驚きました。
そう鳩はミルクで育つんです。だからめちゃくちゃ成長が早い。
鳩のミルクはピジョンミルクといわれています。
このミルクをひなは親鳩の口の中にくちばしを突っ込むことによって飲みます。
しかもこのミルク、最初はほとんどタンパク質だけで構成された、スポーツや筋トレをやっている人が飲むプロテイン飲料のようなものなのですが、ひなの成長に合わせて半固体状の餌が混ざることが分かっています。
これだけ手厚く育てられることによってやっとひなは巣立ちます。もうその頃には親鳥とほぼ変わらないくらいの大きさになっているそうです。
鳩ってすげえ!!
まとめ
鳩はひなの時は巣の中に閉じこもっているから街中で見かける事は無い。
また、鳩がひなでいる期間は25~40日と非常に短く、すぐ成長して巣立っていく。
短い理由として鳩はピジョンミルクというミルクを分泌し、そのミルクをひなが飲むことによってぐんぐん成長していく。
鳩ってすげえ!鳩がミルクでひなを育てるってのはマジでびっくりした。