最近Ankerから出たSoundcoreシリーズの最新作、Soundcore Liberty Air 2 Proをレビューする。
一応言っておくが、俺はガジェットは好きだけどガジェオタってほどガジェットに金をかけてないし、他の製品をいっぱい知っているわけじゃないから、完全な俺の独断と偏見。
比較できるイヤホンなんてBoseから大昔に発売された QuietComfort 20(3万円)くらいしかないから注意してほしい。もちろんアクティブノイキャン搭載
そんな俺がBOSEから乗り換えて感じたことを全く忖度もなく正直に語っていく。
というか、今回は結構期待外れでボロクソ書くと思うので、わざわざAnker好きな人は見ないことをおススメする。あくまでも一個人の感想でしかないから。
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proとは
Ankerのイヤホンで、その目玉は何といっても税込み1万円と少しでアクティブノイズキャンセリングがついてくること。しかも完全独立型
これは本当にすごい。価格破壊。革命的。それがAnkerっていう信頼されてるところから出たっていう。
というか、最近のイヤホンが高すぎる説あるけどな......俺がBOSEのQuietComfort 20を買った頃はイヤホンに1万出す時点でオタクみたいな時代だったし、みんなその辺の3000円くらいの有線イヤホンを使ってた。
そう考えたらAirPodsってすごいよな、イヤホンの市場を一気にこじ開けた。iPhoneもそうだけど、控えめに言ってAppleのマーケティング戦略やばい。これが世界一の企業。
ファーストインプレッション
ここからはファーストインプレッションについて語っていく。完全に個人の感想だから適当に聞いとくのが吉
箱とかについて
ヨドバシで買って来たけど、まず箱の質感はマジで良くて感動した(当社比)
iPhoneの外箱みたいに文字やロゴに凹凸がある。やっぱりこれって最近の流行りなのかね。5年くらい前の記憶からBose QuietComfort 20の外箱の記憶を掘り起こしてきたけど、あれは今考えたらチープだったな。
5000円のやつにも負けるくらいかも。
まあ初めて買ったお高めのイヤホンだったし箱がチープだろうと自分の中では全肯定してたけど。
その外箱の質の良さのおかげでドンドン期待値が上がっていく.......(その後にあんな悲劇が起こるとも知らずに......)
箱をあけてみると......
デデーン
安定の開けた瞬間すべて見せてくるスタイル。いつも思うけど、この開けた瞬間デバイスがドドーンと目に入ってくるスタイルのレイアウト考えた奴は本当にロマンというか、消費者のワクワク感みたいなの熟知しているよな。
PSPとかの時代はデバイス自体が白いベールに包まれていたし、そもそも厚紙in段ボールみたいな感じでデバイスをお目にかかるまでなかなかめんどくさかった記憶......そういうところって実は満足度にすごい関係してそう。
イヤホン本体自体は完全独立型でAirPodsと同じうどん型。個人的にはうどん型より補聴器みたいなタイプのほうがデザインとしては好きだったりする。
というか、この形なにかと引っかかって落ちやすいんよな。
イヤホンが載ってる箱を取ったら安定の100人おったら100人が読まないであろう説明書と、クイックスタートガイド。クイックスタートガイドは英語が読めない俺にも優しく絵で教えてくれる。
こういうところは流石人気のAnkerだなと感心した。全く前情報とかなかったけど、一瞬でペアリングできた。
イヤホンケースがスライド式の開閉なのは割と革命的というか、スタイリッシュだし良いデザインだなと思った。
ノイキャンとか音質とか
ノイキャンは比べる相手が以前使っていたBose QuietComfort 20にはなるんだけど、それと比べても遜色ないくらいではある。
いや、正直言うと耳栓型じゃないカナルのBOSEと完全耳栓型のカナルを比べて一緒くらいに感じるってことはBOSEのほうが優秀。その分値段もそれなり......
音質は、3時間程度音楽を聴いていたけど、低音が割としっかりしていて、中高音域の解像度は少し荒い気がした。もちろんこの辺は個人差あるとこだしテキストで伝えることに字数稼ぎ以外の意義は全くない。
百見は一聞しかず。とりあえず店舗に言って実際に聞いてみてくれ。
正直微妙だった点
ここからは、微妙だった点を書いていく。結論から言うと、俺はこのイヤホンは多分売って他のイヤホンを買うと思う。なんならプレゼント企画でもしたろかな?
その理由はたった一つなんだけど、ノイズキャンセリングの圧迫感がすごい。ノイキャンありの耳栓型カナルイヤホンを初めて使ったからかもしれないけど、このタイプのノイキャンは自分的には少ししんどい。
例えるなら、高速エレベーターに乗った時に耳がツンとするのが一生続いている感じ。もしかしたら慣れなのかもしれないけど、Bose QuietComfort 20と比べて快適さが2段階くらい落ちてしまう。
一旦上げた生活の質を落とすのは無理。
もちろん、1万と少しのイヤホンにそこまで求めるのは酷なのかもしれないけど、言うてもBOSEのやつは5年前に買ったイヤホンだから技術革新で廉価でも普通に超えてくると思ってた。
Antutuベンチのようにはいかないんだね。
ちなみに2016年発売のiPhone 7のantutuは20万点前後。今ではエントリーレベルの点数。
じゃあBose QuietComfort 20どうやねんって話ではあるんやけど、BOSEはStayHearチップっていうシリコン製のイヤーパッドで奥まで入れられないタイプで耳を完全に塞ぐわけではないから圧迫感がない。
耳栓型だと奥までイヤーパッドが入ってくるから、しゃべった時の声の違和感とか異物感がすごい。それに加えてノイキャン入れると正直地獄に近い。違和感のオンパレード。初めてStayHearチップのありがたみが分かった。
まとめ
値段の割に明らかに良いイヤホンであることは間違いないんだろうけど、そうはいうても値段なりの性能なのかなという印象。
BOSEには勝たんし、みんな持ち上げすぎやろ。金もらってんのか?
逆にAirPods Proとかはどうなのか気になった。値段が高いからやっぱり自然なのかな?それとも値段の割にAnker Soundcore Liberty Air 2 Proと大して変わらなかったり......?今度聞きに行ってみよう。
というか、マジでBOSEのノイキャン体感してほしい。普通に使ってたけどStayHear最強やわ。全く圧迫感ないのにちゃんとノイキャンしてくれるもん。
結局中途半端に金出すくらいならBOSEのイヤホン買ったほうがコスパ良い。
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