何かを決めて行動を始める。でも大抵の習慣は三日坊主で続かない。
そのままでは人生は何ら改善しないし、進歩もしない。だからまずはいかに習慣化が大事かという事を知ることから始めよう。
これを知ればあなたも習慣化がいかに大事かを知り、新しい習慣を始めようと思い立つはずだ。このページでは習慣化の方法も解説するので、それも見ていただけたら習慣化の方法もマスターできるだろう。
しかし、侮ってはいけない。ここに書いてある文字を読んだところで、習慣化は達成できない。あくまでもそれを実践することが大事だ。読んだら即行動してほしい。
残念な人は読んだらそれだけで満足してしまって、実行しようとしない。それでは全く意味がない。ただの時間の浪費だ。
習慣化することが大事な理由
まず初めに人生で習慣化することが大事な理由を説明していく。
自分の人生は自分で選んだという紛れもない事実
今あなたがこのページを見ていることも、スマホを取り出したのもあなたが選択したことだ。そしてそれは、自分の思考や信念や予想によって選択された。
確かに、意識的にこのページを選んだわけでは無いかもしれない、しかし、無意識は意識によって形作られ、それは日々の思考の習慣によって形作られる。
実際、無意識の性質として思考を現実化するという性質がある。これはつまり、無意識にまで思考が達したら、現実の行動もその思考に最適化した行動になるという事だ。
Youtuberは無意識的に動画ネタを探してしまうし、スポーツ選手は気づいたらイメトレをしてしまう。
だから日々の習慣によって人生が決まっている。望むか望まざるかにかかわらず、日々の習慣の結果が現状だ。
もし、望まない人生だと思ったり、望む人生があるのならば、それを変えるには習慣を変えるしかない。
成功者は常に習慣の奴隷
GRITという言葉をご存じだろうか。GRITはやり抜く力と邦訳され、近年アメリカの教育で非常に重要視されていることだ。実際にGRITとAmazonで検索してもらえれば様々な邦訳された洋書が出てくる。
なぜGRITがアメリカの教育において重要視されているかというと、成功の一番の要因が才能ではなくGRITだという事が様々な研究から裏付けられるからだ。
人々は成功者を見ると、あの人は才能があったに違いないと思う節がある。実際ニュースを見ても新聞を見ても"才能のある成功者"ばかりが報道されている。時にその人たちは○○の天才などとあたかも才能だけでその地位に上り詰めたかのように見える。
これは努力をしたくない人に、才能のない人は成功しないという聞こえの良い言葉を植え付けているだけで、実際は違う。
成功者は習慣の奴隷となり、常にやり抜く力を持っているからこそ成功しているのだ。これは様々な研究で裏付けられている。
グリット(やり抜く力)に関しては↓
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習慣化が難しい理由
習慣化が難しい理由は簡単だ。それは、脳には新しい変化には抵抗し、現状維持に努める能力が備わっているからだ。
今このページを見ている人は、現状をもし変えなかったとしても飢えて死ぬような事は無いだろう。しかし、現状を変えようとすれば、もしかしたら飢えて死ぬかもしれない。
これは極端だが、人間は石を使ってマンモスを倒していた時期のほうが文明化された時代よりよっぽど長く、その時の構造が未だに脳を支配している。
石器時代はとりあえず食えていれば死ぬこともないし、現状維持でよかったのだ。もしやり方を変えようものなら死んでしまう可能性すらある。
だから本当に必要に迫られたとき以外に脳は新しい変化に抵抗するのだ。逆に言えば、本当に必要だと脳が勘違いさえしてくれれば現状を変えることはたやすい。それを可能にするのは一定期間の継続だ。
習慣化に必要な期間は?
脳科学や心理学の研究で、大抵の習慣は一ヶ月継続すれば習慣として定着することが分かっている。つまり、一ヶ月継続すれば脳が必要なことだと判断してむしろやめられない体になっていく。
ただし、早起きなどの生活のリズムにかかわってくる習慣というのは3か月程度の期間がかかるとされている。
習慣を続かせる方法
ここからは実際に習慣を続かせる方法を解説していく。脳科学や心理学にならった方法で、効果が高いので是非実践してみてほしい。
If-Thenプランニング
If-Thenプランニングとは○○したら(if)××する(then)という形に習慣を当てはめていく方法だ。これは、脳科学や心理学の様々な研究で習慣化のための最強のメソッドだといわれている。
具体的にどうするかというと、××の部分には習慣化したいことを入れて、○○の部分には自分の身の回りで起きることや、完全に習慣化されているルーティンなどを入れる。
具体例を出すと
「朝ご飯を食べたら、英語のテキストを開く」
「会社から帰ったら、洗濯をする」
こういうことを頭の中で唱えたり、実際に口に出すことによって行動に移せるようになる。
なぜ行動に移せるようになるかというと、人間の脳神経が「XならばYを実行する」という命令に反応しやすいからだ。
このように自分の脳にあらかじめプログラミングすることによって、習慣化を助けることが出来る。
自分より頑張っている人を探す
自分より頑張っている人を探すことによって、自分はまだまだ頑張れるという事が実感できる。
人間は他人と比べてしまう生き物だ。本当は自分の世界だけで生きていければ一番幸せだが、どうしても他人と比べてしまう。
これは時に劣等感など悪い感情を生み出すが、それが良い方向に向いていくこともある。それが自分よりも頑張っている人を探すこと。
例えば英語学習を一日に1時間勉強しようと思っているなら、英語学習を1日3時間勉強している人をSNSなどで探す。もちろん仕事をしているなど、他の条件が近い人で。
こうすることによって、自分よりもっと頑張っている人がいるという事が分かり、辛い習慣も辛くなくなる。
ご褒美を考える
習慣が○回続いたら××するなどといったご褒美を用意するのも習慣化する上では効果的。人間も所詮は動物、アメとムチを極めることが出来たら勝手に行動する。
例えば、
「一ヶ月筋トレが続けば高級フレンチを食べに行く」
「一ヶ月英語の勉強が続けば、オーストラリア行きのチケットを予約する」
とかそんな感じ。とにかく頭に刷り込んで洗脳することが大事なので見えるところに貼り付ける。トイレの壁とかスマホのロック画面とか。
結局脳をだまして習慣を勝ち取るしかない。
逃げられないようにする
さっきはアメとムチのアメの部分を紹介したが、今度は逆にムチの部分を紹介する。
ムチとはつまり、習慣をやめた時点で自分に不利益が被るようにするということ。
例えば、英語学習を毎日1時間やるとかをSNSで宣言したり、毎日進捗報告をするといったことをSNSで宣言する事。他にも、○○出来なかったらみんなに××を奢るといったことも効果的。
さっきの繰り返しにはなるけど、結局人間も動物。アメとムチに従ってしまう。宣言通りに出来なかったら、あいつは口だけの奴だと負の烙印を押されるし、奢るとなれば経済的な不利益が発生する。
自己分析をして何故習慣化したいのかを明確にする
自己分析をするというのも習慣化することにとって大きな効果がある。自己分析をすると自分が何故この行動を習慣化したいのか、習慣化したらどれだけのメリットがあるのかが具体的になる。
自己分析に時間を使えば使うほど自分の自分の行動に自信が持てるようになるので、辛いからやめたいと思った時も、習慣化したらこれだけの効果があると自信を持って言えるようになるので挫折しなくなる。
これもある意味アメとムチ。
まとめ
習慣化することが大事な理由
- 人生を変えるには習慣を変えるしかないから
- 成功者は少なくとも良い習慣に縛られている
習慣化に必要な期間は大抵1か月長くて3か月
習慣を続かせる方法は
- If-Thenプランニング
- 自分より頑張っている人を探す
- ご褒美を考える
- 逃げられないようにする
- 自己分析をして何故習慣化したいのかを明確にする
これらがあり、自分に合ったものを使えば良い。
習慣化を達成するためにおすすめの書籍
ここからは、このページを見てくれた人に、俺が読んでためになった習慣化する上でのおすすめ書籍を紹介する。
習慣が10割
言わずと知れた名著。簡単に習慣の重要性が学べるし、習慣化を助けるテクニックも多く収録されている。必携
理想の人生を作る習慣化大全
とにかく様々な観点から習慣化するための方法が書いてある。とりあえずこれを買っておけば間違いない。
習慣化大全のほうはKindle Unlimitedっていう本のサブスクサービスでも読めるので、それを使うのもアリ。
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